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【スマホの選び方】初心者必見!1分でわかるスマホスペックの見方 ~RAM・ROM編~

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1分でわかる紹介

  • RAM:同時並行作業能力
  • ROM:データストレージ容量

RAM

※この基準はAndroid基準です iPhoneは別です

16GB以上

必要なし。

だれがこのRAMをスマホで使い切るというのか。

12GB

正直多いが、あれば将来まで長く使える。

8GB

現在の主流。

スイートスポットで、この容量があれば困らない。

6GB

まあこれでも十分実用には足りる

ミドルスペックの主流。

4GB

少し前までは十分だったが、今はちょっと不足気味。

3GB

使えないことはないが、かなりカクつく。

頻繁にアプリがキルされる。

2GB以下

論外。

ROM

512GB以上

写真を撮りまくってため込む人でなければ使い尽くすことはない。

256GB

これだけあればそうそう埋まらないので安心。

128GB

いまの主流。

とりあえずこれくらいは欲しい。

64GB

ファイル管理が必須。

32GB

論外。

 

※ROMは多くて困ることもそんなにないので、不安があれば多めのものを買うといいでしょう。

今はmicroSDによる増設もできないので、不足するならHDDなどを別途購入するといいです。

 

1分でわからない説明

RAM

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アプリをどれだけ同時に起動して処理することができるかを決定するもので、CPUを「作業する人」と考えると、RAMは「机の広さ」という表現がされます。

これが多ければ多いほど、アプリを多く起動してもスマホがカクつかず、また昔に開いたアプリのデータも残るので、中断したゲームなどをそこから再開できます。

 

しかし、上記のように今は8GBがあれば十分事足りるものです。

ですが、スマホメーカーはこぞって「RAM12GB」「16GB」と余分な容量を付け加えていきます。

これは、RAMに対する消費者のイメージに対して、RAMを増設する費用が安くなっているためです。

つまりはっきり言うと「無駄なRAMを増やして値段を底上げしている」ということです。

ROM

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 ROMは、HDDやSSD、SDカードと同じようにデータを保存するストレージです。

先ほどの例えでいえば、ROMは引き出しの多さです。

多ければ当然大容量のファイルを収容できるので、音楽や動画を保存する人、写真をたくさん撮るひとは多めのものを選びましょう。

 

ここでは、容量のほかにもう一つ注視してほしいポイントがあります。

それは接続規格です。

ストレージの接続規格には

  • UFS2.0
  • UFS2.1
  • UFS3.0
  • UFS3.1

というものがメインで使われており、下に行くほど速くなります。

 

いまスマホを買うならUFS3.0以上を買っておくといいです。

というのは、格安スマホはまだまだUFS2.0が主流ですが、UFS3.0と比べると後者の方が2.5倍ほど転送速度が速いのです。

ROMの転送速度は、すなわち写真や動画、音楽ファイルを読み取る速度となるので、ギャラリーを見るときにより速く写真を表示させられます。

最後に

ROMや、特にRAMはスマホを選ぶ上で軽く見られがちなポイントです。

ですが、ここはスマホの日常使用の快適さを大きく左右するポイントなので、ぜひそこを見ていただいて端末を選んでいただけると幸いです。